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なぜ、爪の筋からメラノーマに?

病名:メラノーマ

(1)爪に細く黒い筋

(2)爪の筋がさらに黒く太くなる

(3)異常にだるい

(4)爪全体が黒くなる

「メラノーマ」とは皮膚ガンの一種で、メラニン色素を作る細胞、「メラノサイト」が悪性化する病。ガンの中でも最も転移しやすく、短期間で全身に広がる恐ろしい病気です。

日本では、年間1500人から2000人が発症。転移すると、90%が5年以内に死に至るといわれているのです。体のどこにでも発症するメラノーマですが、特に多いのが足で、

全体のおよそ3割を占めています。その中でも、最もできやすいのが、足の親指なのです。原因ははっきりとわかっていませんが、足の爪にできる場合は、何らかの「刺激」がその一因ではないかと考えられています。

ではこの病、早期発見のチャンスはないのでしょうか?Y・Sさんの場合、最初にメラノーマができたのは、親指の爪の根元にある爪を作り出す部分。しかし、それは見えない所にできるため、発見することは非常に困難です。

多くの人がそれに気付くのは、さらに成長し、うす黒い筋となって爪にあらわれた時。これこそが早期発見のポイント。Y・Sさんが気付いたのも、まさにこの時でした。この段階で病院に行っていれば、完治する可能性があったかもしれません。

しかしY・Sさんは、たいしたことはないと放っておいてしまいました。その結果、メラノーマは着実に増殖。爪全体が黒くなり、ついには、ガン細胞が全身を駆け巡り、手の施しようがない状態にまでなってしまったのです。

爪に黒い筋ができるのはメラノーマに限ったことではありません。Y・Sさんが勘違いしたように、打撲などでも黒い筋となって残ることがあります。では、どのように見分ければよいのでしょうか?

単なる出血による黒い筋は、爪が伸びるに従って移動し、しばらくすると消えてしまいます。ところがメラノーマの場合は、ガン細胞が増殖し、黒い色素が多量に作られて爪に取り込まれるため、長さが伸び、幅も広くなるのです。

さらにもう一つ、メラノーマと間違えやすいものがあります。それは生まれながらの黒い筋。この場合は単なる色素沈着なので特に問題はありません。大人になって、もし成長する黒い筋を見つけたら、すぐに病院で検査を受けることをお勧めします。

メラノーマは、早期発見さえすれば、治る可能性状のある病なのです。

引用:

http://www.asahi.co.jp/hospital_old/shinsatsu/070911.html#01

(引用することは違法でなら、一言を教えてください、すぐ消します。有り難うございます。)

 

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